みなさま、こんにちは!
私たちAFRICAN STORIESは、
アフリカの素晴らしいコーヒーとナッツを
お届けするために、
現地の生産者とともに日々歩んでいます。
そのなかで、特に大切にしているのが、
タンザニアにある自社農園「TANJA農園」での
コーヒー作りです。
TANJA農園では、
一杯のコーヒーが特別な時間を演出できるように、
品質向上のための取り組みを続けています。
香り高く、すっきりとした味わいをお届けするには、
収穫のタイミングやワーカーの技術がとても重要です。
今回は、より美味しいコーヒーを
皆さまにお届けするための工夫に
ついてご紹介いたします!
◆なぜこの取り組みが必要なのか?◆
コーヒーの味わいは、
コーヒーチェリーの熟度によって大きく変わります。
未熟な状態では酸味が強くなり、
過熟すると発酵が進みすぎて雑味が生じてしまいます。
そのため、ちょうどよいタイミングで収穫することが、
美味しいコーヒー作りには欠かせません。
また、大きな農園では
ワーカーの働き方も品質に影響を与えます。
収穫スピードが速くても、
未熟なチェリーが混ざってしまうと
品質が落ちてしまいます。
しっかりと熟した実だけを選びながら、
効率よく作業することが求められるのです。
◆ TANJA農園での具体的な取り組み ◆
①コーヒーチェリーの熟度チェック
収穫期(6~9月)には、
コーヒーチェリーの色づきを細かくチェックしながら、
収穫のタイミングを見極めています。
2024年の調査では、
チェリーが黄色くなってから完熟の赤色になるまで
約3週間かかることが分かりました。
このデータを活用し、
より均一な熟度で収穫できるように工夫しています。
また、ワーカーへの研修にも力を入れています!
実際にチェリーを手に取り、
未熟なものと完熟したものの違いを確かめながら、
適切な収穫のタイミングを学んでもらいます。
さらに、特定の区画ごとに熟度を確認し、
適切な時期に収穫することで、
品質のばらつきを減らす取り組みを進めています。
②ワーカーの作業管理と育成
ワーカーごとの収穫量や
完熟チェリーの割合を記録し、
それぞれのスキルや得意分野を分析しています。
たとえば、熟練ワーカーには
新しいスタッフの指導を担当してもらうことで、
経験が共有され、全体の収穫精度が向上するように
工夫しています。
また、作業の質を保つために、
収穫後のチェリーの品質チェックも実施。
収穫した実の熟度が一定基準を満たしているかを確認し、
優れた品質のコーヒーチェリーを摘んだワーカーには
適正な評価を行うことで、
モチベーション向上にもつなげています。
TANJA農園のコーヒーは、
こうした細やかな工夫を重ねながら、
皆さまの手元へと届けられています。
忙しい日々のなかで、ほっと一息つきたいときに。
ぜひ、私たちのコーヒーを味わってみてください!
特に、手軽に楽しめるドリップバッグはおすすめです!
TANJA農園のこだわりを感じながら、
豊かなコーヒータイムを
お楽しみいただければ嬉しいです!