みなさま、こんにちは!
9月を迎えましたが、まだまだ暑い日が続いていますね。日本では夏の名残を感じるこの季節。
私たちのマカダミアナッツやコーヒーが育つアフリカでは、今どのような時間が流れているのでしょうか?今回は、ルワンダとタンザニア、それぞれの「今」をご紹介します。
ルワンダでは、実りを受け取る準備が進んでいます
まずは、私たちのマカダミアナッツが育つルワンダから。
赤道近くに位置するルワンダですが、年間の平均気温は約22℃。日本のような春夏秋冬ではなく、雨の多い「雨季」と晴れの日が続く「乾季」があり、今は大乾季を迎えています。
そして今年、ルワンダのマカダミア農園では、大きな節目を迎えています。
7月号のTulipoでもご紹介しましたが、マカダミアの木が収穫に適した成木になるまでには、定植から約15年。
2026年は、長い年月をかけて育ててきた多くの木が収穫適齢期を迎え、昨年を大きく上回る収量が見込まれています。
「実りが増える」の、その先では

こちらは、今年5月に撮影したナッツ工場の様子です。
現在は約100人のスタッフが働き、届いたナッツの選別や加工を行っています。今年1月から4月までに工場で受け入れたナッツの量は、昨年の同じ時期と比べて約4倍。
長い時間をかけて育ててきた木々が実りの時を迎え、その変化は、工場へ届くナッツの量にも表れています。
そして9月。
その実りを受け止めるため、現地ではさらに新しい準備が始まっています。
そして今、工場も次のかたちへ
増えていくナッツを保管するため、これまでの倉庫だけではスペースが足りなくなり、現在は新たな保管場所を整えています。
実はここ、これまではRNUTの管理や会計、人事などを担うオフィスチームが、日々仕事をしていたスペース。その場所を、増えていくナッツを受け入れるための倉庫へと改装しています。
さらに、増えたナッツをしっかり乾燥させるため、新しい乾燥設備も追加中です。
そして、その設置風景も現地から届きました!

大きなボイラーを、現地スタッフみんなで力を合わせて運んでいます。
7月にお伝えした「多くの木が収穫適齢期を迎える」というお話。
その先では今、実際に増えていくナッツを受け入れる人が増え、これまで働いていた場所の使い方まで変え、新しい設備を整える動きへとつながっています。
「収量が増える」という言葉だけでは見えにくい、その先の風景。
こうして現地の様子を見てみると、長い年月をかけて育ててきた木々が、今まさに実りを迎えていることを感じます。
同じ9月、タンザニアでは
続いて、私たちのコーヒーが育つタンザニアのTANJA農園へ。
こちらでは今、コーヒーの収穫期を迎えています。
木々には赤く色づいたコーヒーチェリーが実り、熟したものを見極めながら、一粒ずつ丁寧に収穫していきます。
ルワンダでは、長い年月を経て増えてきた実りを受け入れるために、人や場所、設備を整える。タンザニアでは、育ててきたコーヒーチェリーを、一粒ずつ収穫する。
同じアフリカ、同じ9月でも、それぞれの場所で違う時間が流れています。
現地の景色を、いつものひと粒や一杯と
ここまでお読みいただいたら、次にマカダミアナッツを召し上がるとき、ぜひいつもより少しだけゆっくり味わってみてください。
カリッとした食感と、やさしい甘み。その向こうには、約15年かけて育った木々や、100人のスタッフが働く工場、みんなで設備を運ぶ姿があります。
そして、タンザニアのコーヒーを淹れるときには、まず淹れたての香りをゆっくりと。今まさにTANJA農園で収穫されている、赤いコーヒーチェリーの景色を思い出してみてください。
どこで育ち、どんな人たちの手を経て届いたのか。
その背景を知ることで、いつものひと粒や一杯にも、新しい発見があるかもしれません。
アフリカから届いた味とともに、その向こう側にある「今」も楽しんでいただけたら嬉しいです。