いつもの一杯を、少しだけ見直してみませんか?

いつもの一杯を、少しだけ見直してみませんか?

毎日飲んでいるコーヒーは、いつの間にか「いつもの流れ」で淹れていることが多いかもしれません。

せっかくお選びいただいたNGORONGORO COFFEE。

最後の一杯まで、おいしく楽しんでいただけたら嬉しい。

今回は、そんな思いを込めて、いつもの一杯が少しだけおいしく、少しだけ楽しくなる3つの小さな豆知識をご紹介します。

香りを最後まで楽しむために

コーヒー豆の楽しみのひとつは、袋を開けた瞬間にふわっと広がる香りだと思います。

この香りって、ほんの一瞬なのに、
「あ、今日もコーヒーを淹れよう」と思わせてくれるような、少し特別な時間でもあります。
だからこそ、夏場は保存場所に少しだけ気をつけていただくのがおすすめです。

コーヒー豆は、空気・湿気・光・温度変化が少し苦手です。
実は、焙煎したコーヒーの香りは時間とともに少しずつ変化していきます。特に空気に触れる時間が長くなるほど、香りはゆっくりと失われてしまいます。

だからこそ、袋の口をしっかり閉じたり、密閉できる容器に入れたりするだけでも、香りを長く楽しみやすくなります。
特に夏は、キッチンまわりの温度が上がりやすく、湿気も多くなりやすい季節。コンロの近くや窓際など、熱がこもりやすい場所は避けると安心です。

少し長く置いておきたい時は、冷凍保存もひとつの方法です。
「冷凍しても大丈夫?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、低温で保存することで香りの変化をゆるやかにすることができます。その場合は、何度も出し入れして結露しないよう、使う分ずつ小分けにしておくと扱いやすくなります。

タンザニアで一年近くかけて育ったコーヒーだからこそ、最後の一杯まで、できるだけ香り豊かに楽しんでいただけたら嬉しいです。

まずはブラックで味わってみる

コーヒーの約98%は水です。
そのため、同じ豆を使っていても、どんな水で淹れるかによって味わいの印象が少し変わることがあります。

日本の水道水に多い軟水は、コーヒーの香りや酸味を比較的すっきりと感じさせてくれます。
一方で、ミネラル分の多い硬水では、コクや苦味が少し強く感じられることもあります。
とはいえ、特別な水を用意しなければいけないということではありません。まずは、いつものお水で十分です。

そして、弊社のコーヒーを味わう時は、ぜひ最初の一杯をブラックで。実は私たちも、農園ごとの個性や精製方法による違いを確認するときは、まずブラックで味わいます。

ナチュラルの華やかな香り。
ハニーのやさしい甘さ。
フルウォッシュドのすっきりとした飲み心地。

ミルクやお砂糖を加える前だからこそ、それぞれの個性をより感じやすくなります。もちろん、そのあとはカフェオレにしたり、アイスで楽しんだり、その日の気分に合わせて楽しんでいただけたら十分です。

暑い日は、少し濃いめに淹れたコーヒーに冷たいミルクを合わせるアイスカフェオレもおすすめです。ミルクを少しずつ加えながら、ご自身にとって心地よいバランスを探してみてください。

注ぎ方で、味わいは少し変わります

いつものように淹れているつもりでも、
「今日は少し苦い」
「今日はなんだか軽く感じる」
そんな日があるかもしれません。

実は、その違いは豆だけではなく、お湯の温度や注ぎ方が関係していることもあります。
たとえば、同じ豆・同じお湯の量でも、一度に注ぐのか、数回に分けて注ぐのかで、甘みや苦味、濃さの感じ方が少し変わると言われています。

弊社でおすすめしている基本の淹れ方では、豆量は約14g、お湯は200ml、温度は90℃くらい。最初に50ml注いで30秒待ち、その後50mlずつ数回に分けて注ぐレシピをご紹介しています。
一度に注ぎきらず、少しずつお湯を重ねていくことで、味わいを整えやすくなります。

世界的にも知られている「4:6メソッド」も、お湯をいくつかに分けて注ぎ、前半で味の印象を、後半で濃さを調整するという考え方です。少し専門的に聞こえるかもしれませんが、まずは「一気に注がず、何回かに分けて注いでみる」くらいで大丈夫です。

苦味が強く感じた日は、少し温度を下げてみる。
軽く感じた日は、いつもより少しゆっくり注いでみる。

そんな小さな工夫で、いつもの一杯がまた違った表情を見せてくれるかもしれません。

今日の一杯を、もう少し好きになるために

コーヒーには、「これが正解」という楽しみ方はありません。
保存場所を少し変えてみる。
ブラックで味わってみる。
お湯の注ぎ方を少しだけ意識してみる。
そんな小さな工夫だけでも、いつもの一杯は少し違って感じられます。

タンザニアの農園では、一粒のコーヒーチェリーが実るまで、およそ一年。収穫され、精製され、焙煎されて、皆さまのもとへ届くまでには、多くの人の手と時間がかかっています。

だからこそ、その一杯を少しだけ丁寧に淹れてみる。そんな時間も、コーヒーの楽しみ方のひとつになれば嬉しく思います。

NGORONGORO COFFEEの香りと味わいが、みなさまの毎日に、そっと寄り添えますように。

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